5月7日 は”博士の日” 「ポスドク」とは?


博士の日は”5月7日”

1888年 5月7日 「花粉」という言葉を生んだ植物学者の伊藤圭介氏など25名に、日本初の博士号が授与されました。

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それを記念し、5月7日を「博士の日」と制定されました。

これは大学院などで論文提出によって得る「博士号」ではなく、教育に貢献した名誉の意味を持ちます。

5月7日

かつて「博士」という言葉は学位ではなく役職(官職)名だったため、大変尊敬されていました。

「末は博士か大臣か?」と呼ばれるほど名誉な事であり、学者たちは今日も熱心に研究に取り組みます。

また、クラーク博士については4月16日「ボーイズビーアンビシャスデイ」をご覧ください。

日本初の博士たちの中に…

1888年5月7日に博士号を授与された25名の中の、物理学者の山川健次郎氏はかつて明治政府と戦った「白虎隊」の一員です。

5月7日

幕末に会津藩「山川家」の次男として生まれ、14歳(数え年で15歳)の頃、実際に会津若松城を守るために戦った人物でもあります。

会津藩の兵士が次々と殺されていくなか、優秀な人物をどうしても逃がそうと救い出されたのが、山川健次郎氏だったとされています。

その後、旧会津藩の支援もあり、アメリカへの国費留学生に抜擢され、18歳でエール大学に留学します。

5月7日

エール大学では物理学を専攻し、26歳で日本人初の物理学教授、そして1888年の35歳の時に東京帝国大学で、物理学の理学博士号を授与されました。

また、NHKの大河ドラマ「八重の桜」では、勝地涼さんが山川健二郎役を演じています。

かつて明治政府と戦った人物が、やがては東京帝国大学のトップに登りつめ、国の学問の舵を取るとは数奇な運命を辿っています。

博士とはある意味、立身出世のゴールとも言えますね。

余談ですが「初めてカレーを食べた日本人」とも言われています(諸説あります)

「博士」=ハカセとハクシの違い

博士は「ハカセ」「ハクシ」どちらも読みます。

明確な違いとは、学位としての正式名称は「ハクシ」、ある分野や方面に特化して詳しい人物を「ハカセ」と言います。

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5月7日

「ものしり博士」は「ハカセ」、「文学博士」などの学位号は「ハクシ」です。

ポスドクとは?

かつては、子供達の憧れの「博士」という称号でした。

しかし現在では、博士号を取得したにもかかわらず就職先がない「ポスドク」と呼ばれる研究員が増えていることが指摘されています。

ポスドクとは「ポスト・ドクター」の省略で、博士号を取得した後に、任期付きで研究職に就いている人物のことです。

5月7日

一般的にドクターは医師のことを呼びますが、本来は博士号ホルダーのことを表します。

本来、博士号を取得したら大学教授の助手として無期限で活動していましたが、現在は人数が増えすぎたために、ポストが限られてしまい、正規の大学教員になれない人が増加しています。

減少し続ける研究者たち

1990年頃に、国が研究者の育成に力を入れるために大学院の定員を増加し、博士号取得者が増えました。

しかし、少子化が原因で大学のポストが減り、それに追い討ちをかけるかのように、研究費削減をする企業も増え就職先が減るという結果となりました。

5月7日

日本での活躍が難しいと考えた研究者たちは次々と海外へ出向し、科学力の減少に歯止めが止まらない状況にあります。

博士の減少は、国力の低下に繋がりかねません。

5月7日

日本は資源を持たない国なので、一流の技術と科学力を維持する必要があります。

そのために、国では学者たちの支援を惜しみなくするべきだと考えます。

昔も今も「博士」とは、憧れの存在であり続けて欲しいですね。

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