4月23日 は”シジミの日” 縄文時代から続くバランス栄養食


シジミの日は”4月23日”

2007年に島根県松江市の有限会社日本シジミ研究所により、 4月23日 を「シジミの日」と制定されました。

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4月23日

4(=し)23(=じみ)の語呂合わせが由来とされています。

シジミの日では、シジミが優れた食品である点と、水質改善にも効果がある点を認識してもらうことが目的とされています。

また、テニスプレイヤーである松岡修造氏も、シジミの日の認知を広めるために精力的に活動されています。

シジミとは

シジミは古くから食されている食べ物の一つで、縄文時代にはすでに食べ物として認識されています。

4月23日

稲作などの農業が発達し始めるのが弥生時代からであり、それ以前は狩猟が主な食文化でした。

貝類は、その高い栄養価から、食生活の中心だったことが伺える数々の資料が存在します。

また、食べられた貝類は「貝塚」として利用され、殻まで無駄なく処理されていました。

4月23日

その貝類の中でも、最も多く食べられていたのがシジミで、富山県富山市では「蜆ヶ森(しじみがもり)貝塚」が発掘されています。

日本では一万年以上も前から、シジミが食べられていたのですね。

江戸時代からシジミ売りという「棒手振り(移動販売)」が存在し、庶民の食生活のベースとなっていました。

安くて美味しい上に、豊富な栄養素から、日本人の健康を影ながらサポートし続けています。

シジミの成分と効能

高い栄養価で知られるシジミには、様々な成分が含まれています。

【ミネラル】 【ビタミン】
カリウム ビタミンAレチノール
カルシウム ビタミンAカロチン
ナトリウム ビタミンB1
マグネシウム ビタミンB6
リン ビタミンB12
ビタミンC
亜鉛 ビタミンD
ビタミンE
ビタミンK
ナイアシン
葉酸
パントテン酸

 

さらにオルニチンや、タウリンなどの必須アミノ酸も多く含まれており、主に血液の改善や肝機能の向上に効果があります。

また、シジミのビタミンB12の含有量に至っては、魚介類の中でもトップクラスとなっています。

シジミによって、動脈硬化や心不全などの改善効果が認められ、不整脈や肝臓病、疲労回復や薄毛予防など、幅広い効能が期待されています。

新鮮なシジミの見分け方

新鮮なシジミは殻に茶色の光沢があり、表面の筋がはっきりと浮き出ているものです。

水に浸したときに水をはじくシジミは、より新鮮であると言えます。

反対に、口が開いているものや、殻が欠けたりしているものは新鮮ではありません。

シジミの保存方法

シジミを使い切らなかった場合は、砂抜きした後、冷凍保存すると栄養価が逃げません。

それどころか、冷凍することによって旨み成分が増幅するメリットがあります。

しかし半開きだったり、触っても反応しないシジミは既に死んでしまっているので、その場合は取り除きましょう。

保存期間の目安は、およそ一ヶ月間とされています。

シジミの産地

シジミは全国各地で獲ることができますが、主な国内の産地は以下の通りです。

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北海道 網走湖
青森県 十三湖・小川原湖
茨城県 涸沼川
千葉県 利根川
三重県 木曽川
大阪府 淀川
島根県 宍道湖・神西湖

国産シジミはたったの三種

豊富に生息するシジミですが、種類は意外にも少なく、国産シジミはたったの3種類です。

ヤマトシジミ・セタシジミ・マシジミの3種類ですが、その内訳は99%がヤマトシジミとなっています。

これは生息地によって生態が異なり、全国的に分布し宍道湖や利根川河口で多く獲られるヤマトシジミと、その一方で、セタシジミは琵琶湖固有種であり、マシジミに至っては淡水に生息していたものの、都市開発などによる水質汚染の影響で激減してしまいました。

4月23日

シジミは、基本的に淡水と海水が混じる「汽水域」と呼ばれる場所に生息しますが、マシジミのような種の減少は心苦しいものですね。

なぜ「しじみの味噌汁」は二日酔いに効くのか?

お酒をつい飲み過ぎてしまった翌朝、二日酔いで辛い思いをする方は多いですね。

4月23日

そういう時に「しじみの味噌汁を飲むと楽になる」とよく言われていますが、なぜ効くのでしょうか?

上述したように、しじみには肝臓の働きを活性化したり、二日酔い頭痛の原因である「アセトアルデヒド」の分解を促進させたりする栄養素が多く含まれています。

オルニチンやタウリンが二日酔いの解消を早め、味噌汁に含まれる「コリン」という成分が体内で「レシチン」と呼ばれる物質を作り、アルコール性肝障害や肝硬変の予防に役立っています。

そのため、「しじみのお吸い物」より「しじみの味噌汁」の方が、二日酔い改善に効果的であると考えられます。

シジミで夏バテ予防ができる

夏は食欲が減退し、必要な栄養素を摂れず「夏バテ」してしまうことが度々あります。

4月23日

そのため「土用の丑の日」など、夏バテ予防のために精がつく食べ物のキャンペーンが行われています。

しかし、うなぎより手軽に夏バテ予防出来る食べ物が「シジミ」です。

夏バテの主な原因がビタミン・ミネラル不足のため、シジミがそれに必要な栄養素を効率良く補います。

また、夏にはお酒を飲む機会が多いため、シジミで二日酔い予防にもなることで、一石二鳥と考えられます。

シジミとアサリの違い

シジミとアサリでは共通点が多いですが、明確な違いは生息地です。

4月23日

シジミは上述した通り汽水域(マシジミは淡水)に生息しますが、アサリは海水に生息します。

シジミに必要な塩分濃度が1%前後であるのに対し、アサリには3%ほどの濃度が必要とされています。

これにより、シジミとアサリは明確に区別されています。

4月23日

私もお酒を飲むことが多く、飲み過ぎた日には、前もってシジミの味噌汁を飲むことがあります。

いつ何時でも、シジミは我々をアルコールから守ってくれています。一匹一匹に感謝したいですね。

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