3月19日 は”ミュージックの日” 君が代には二番がある


ミュージックの日は”3月19日”

1991年に「日本音楽家ユニオン」が、音楽を社会に定着させることを目的に、 3月19日 を「ミュージックの日」と制定しました。

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「3(=ミュー)19(=ジック)」の語呂合せが由来となっています。

3月19日

日本音楽家ユニオンとは、1983年に発足した音楽労働組合で「音楽は心のビタミン」をコンセプトに活動しています。

また、12月28日は「ディスクジョッキーの日」、12月29日は「シャンソンの日」、1月22日は「ジャズの日」となっています。

ミュージック再生ツールの歴史

音楽は古来から身分問わず親しまれてきましたが、音源を保存する事が可能になり始めると新たな市場が生まれ、より広く普及し始めます。

フォノトグラフと蓄音機

3月19日

1857年にフランス人技師「エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィル」によって、世界初の録音機「フォノトグラフ」が作られました。

3月19日

フォノトグラフは音声を波形で記録する装置で、もともと音楽を目的として作られたわけではなかったため、音の再生機能はありませんでした。

しかし、アレキサンダー・グラハム・ベルは、これを基に電話機の根幹を作るなど、様々な装置の基礎となりました。

電話機については12月16日「電話創業の日」をご覧ください。

3月19日

そして、1877年にトーマス・エジソンはフォノトグラフに改良を加えた蓄音機で、世界初の録音と再生に成功しました。

グラモフォンとレコード

フォノグラフをきっかけに、1887年に円盤式蓄音機「グラモフォン」が完成しました。

3月19日

これに搭載されている円盤がレコードです。

円盤にすることで録音時間が飛躍的に伸び、さらに生産性も高まったため量産可能になり、スタンダードなミュージックツールとなりました。

3月19日

その後、レコードプレーヤーの「ジュークボックス」がパブなどで普及し、1940年代にレコードは最盛期を迎えます。

カセットテープとウォークマン

1962年、オランダの電機メーカー「フィリップス」が、コンパクトカセットテープを開発します。

3月19日

カセットテープはセラミックスを応用した、磁気で音源を記録する媒体です。

もともとカセットテープがコンパクト化される以前に「オープン・リール式」と呼ばれる磁気テープのツールは存在しました。

3月19日

開発国はドイツで、実際に「オープン・リール式磁気テープ」は第二次世界大戦中に録音機器として採用されていました。

この磁気テープの技術を基に、フィリップス社はコンパクト・カセットテープを完成させますが、互換性を変更しないことを条件に特許を無償公開したため、多くの企業がカセットテープの標準規格を採用し、広く普及しました。

手軽に持ち運ぶ事ができ、ある程度音質も良く、かつ廉価のため、レコードの需要を上回りました。

3月19日

さらに、1979年に「SONY」がカセットプレーヤーの「ウォークマン」を開発した事が追い風となり、大ヒットします。

CD(コンパクト・ディスク)

1982年SONYとフィリップス社はコンパクト・ディスク(CD)を開発しました。

3月19日

CDとはデジタル情報を記録する媒体で、CDプレーヤーが照射する赤外線レーザーを反射して音源などのデータを読み取る、これまでに無い画期的なメディアです。

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CDが発明された当時、既得権益を得ていたレコード業界から反発されました。

道理もあり、CDのデジタル化によるオリジナルからのコピーが容易くなることで、音楽を始めとした知的財産が侵害されやすくなる懸念が挙げられました。

しかし、レコードより小さく劣化の少ないCDは、やはり市場シェアを順調に伸ばし、レコードとの競争ではCDに軍配が上がりました。

3月19日

1990年代にたくさんの名曲が生み出され、大ヒットの目安であるCD100万枚売り上げ(=ミリオンセラー)が次々と飛び出します。音楽業界は最盛期を迎えました。

MP3とiPod

1996年に「CD-R」というリッピングメディアが登場し、音楽をmp3というデジタル化にする技術が発展しました。

これによりリスナーが気軽にCDをコピーできるようになり、レンタルショップから音源を借りてコピー出来てしまうことから、音楽業界では徐々にCDの販売に陰りが見え始めます。

そして「iPod」が発売されました。

3月19日

2001年にapple社からリリースされたiPodを皮切りに、音楽業界は大きな改変を迫られることとなります。

iPodはデジタル化した音楽をメディア自体に記録して、いつでも手軽に音楽を聞く事ができるため大ヒットしました。

そのため、CDやMD(ミニディスク)またはカセットテープを持ち運ぶ必要があったプレイヤーの重要は激減しました。

3月19日

また、mp3を使ったデジタルオーディオ媒体が生まれたことにより、かつての「音楽はCDから流れる」という概念は崩れました。

持ち運びが便利かつ、音質もさほど劣化しないmp3は広く普及し、CDの売り上げは著しく低下しました。

しかしその反面、手軽さゆえに著作権を侵害する事案も急激に増加します。

3月19日

CDから取り出せる音源をmp3に変換し、著作権を無視して楽曲をファイル共有ソフトで公開する事件が後を絶たず、こうした著作権侵害が更なるCDの売り上げ低下の要因になっています。

それは皮肉にも、レコード業界がCD業界に対して懸念していた事案でした。

CDの売り上げが落ち込む音楽業界

CDの売り上げと音楽業界は密接な関係にあり、最もCDが売れた1998年には4億5千万枚を突破しました。

しかし、それ以降は減少の一途を辿り、現在は1億6千万枚を下回ります。

3月19日

音楽は知的財産であり、その制作意欲は売り上げ枚数で評価されることから、アーティストのモチベーションの低下に繋がります。

2015年以降、楽曲のダウンロードサービスが始まり新たな音楽市場が生まれたものの、音楽業界は厳しい経営が続いています。

世界一歌われている曲は?

世界で一番歌われている曲は「Happy birthday to you」で、ギネス記録に認定されています。

実はこの曲に「Good Morning to All」という原曲が存在しました。

Good morning to you,
Good morning to you,
Good morning, dear children.
Good morning to all.

という歌詞が添えられています。

この歌は、アメリカのケンタッキー州で幼稚園を経営していた姉のミルドレッド・J・ヒルと妹のパティ・スミス・ヒルの二人が、子供達への朝の挨拶として作詞作曲したものでした。

やがて、この曲が音楽本の出版社「サミー」に掲載を持ちかけられ、そのときに一番だけでは短いと指摘を受けたことから、替え歌として二番に「Happy birthday to you」が付け足されました。

その結果、本来のGood morningより広まり、世界的に認知されるようになったようです。

世界で一番聞かれている曲は?

2018年現在、世界で一番聞かれている曲はプエルトリコの歌手「Luis Fonsi feat Daddy Yankee」の「Despacito」です。

再生回数は、2018年3月時点で約49億回です。

なお、YouTubeの再生回数を聞いた回数の参考にしております。

日本で一番聞かれている曲は?

2018年現在、日本で一番聞かれている曲は「RADWIMPS」の「前前前世」です。

再生回数は2018年3月時点で約1億8千万回です。

この曲は2016年リリースにも関わらず、2年弱で再生回数が1億8千万を超える異例の大ヒット曲です。

映画「君の名は。」が国内だけでなく海外でも大ヒットし、映画のメインテーマとして多く使われていたことから、再生回数が伸びる結果につながったと考えられます。

CD(レコード)売り上げ枚数

日本で最も売れたCDは子門真人氏作の「およげ!たいやきくん」で、約460万枚です。

また、市場は国内ではありませんが、坂本九氏が1961年にリリースした「上を向いて歩こう」は、海外で「Sukiyaki」というタイトルで約1300万枚を記録しました。

全く音を出さない曲がある

音楽の世界は奥が深く、全く音を出さない曲が存在します。

ジョン・ケージ氏作の「4分33秒」という曲で、4分33秒間一切音を立てません。

ジョン氏は「身の回りの音、全てが音楽だ」と考え、この曲を作りました。

衣擦れの音、空調の音、全てが音楽とは、とても哲学的な意見ですね。ちなみに楽譜も存在します。

3月19日

私もYouTubeで拝聴しましたが、とても高音質だったと思います。

君が代には二番がある

日本の国家「君が代」には二番が存在します。

明治14年に「小学唱歌集」に実際に掲載されていたものですが、現在では一番のみ歌われる事が通常となっています。

一番
君が代は 千代に八千代に さざれいしの
巌となりて こけのむすまで うごきなく
常磐かきはに かぎりもあらじ
二番
君が代は 千尋の底の さざれいしの
鵜のゐる磯と あらはるゝまで
かぎりなきみよの栄を ほぎたてまつる

通常歌われている一番も「苔のむすまで」で終わりではなく続きがあります。

君が代には、深い意味が込められています。

3月19日

音楽とは、いつ、どこでも楽しめる人間の嗜みです。

世界観をメロディに乗せて表現する、これほどシンプルで最高のエンターテイメントは他に無いと考えます。

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