3月8日 は”ミツバチの日” オスのミツバチは立場が弱い


ミツバチの日は”3月8日”

日本養蜂協会によって 3月8日 を「ミツバチの日」と制定されました。

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お気づきの方も多いかと思いますが「3(=みつ)」「8(=ばち)」の語呂合わせが由来となっています。

3月8日

日本養蜂協会とは、養蜂事業の発展や蜜蜂による農作物の結実増収を図り、食料増産に寄与することと、養蜂によって自然環境の保護を目的とした団体です。

世界各地の養蜂の取り組み

各国からの天然はちみつの輸入数量は、総務省の統計によると中国が約3万トンで全体の70%以上を占め、次にアルゼンチンとカナダが続いています。

日本国産のはちみつ自給率は7%程度と、はちみつを使う製品が多いにも関わらず、低く推移しています。

3月8日

しかし日本国産のブランド力は強く、国産はちみつは注目されているものの、各都市化や森林伐採、または土地などの問題があり、日本の養蜂事業は低調です。

また、はちみつだけでなく、受粉が農産物生産を支えているため、養蜂市場の注目は更に高まっています。

そのため平成25年から養蜂振興法が施行され、国は養蜂事業に携わる人材育成に力を入れています。

3月8日

イギリスのブリストル市は、養蜂のモデル地域となっています。

市全体で様々なルールを決め、積極的に養蜂に取り組んでいます。

1.花蜜、花粉の豊富な花など、養蜂に必要な植物を育てること。
2.植物を育てる区画を確保すること。
3.ミツバチに有害な薬品や殺虫剤を使用しないこと。
4.丸太に穴を掘るなど、簡易的でもミツバチの住める巣を作ること。

こうした取り組みで、ミツバチたちの環境保全に積極的に介入しています。

ミツバチの生態

女王蜂の出産

女王バチの寿命は7年ほどで、毎日2000〜3000個ほど卵を産みます。

3月8日

働き蜂たちが成虫になると、巣がだんだん手狭になり、女王蜂は残った場所で雄蜂の卵と次の女王蜂候補を産みます。

女王蜂は産み終えると、巣から半数ほど子供を連れて巣から旅立ちます。

女王蜂のフェロモンは混同すると統率できなくなってしまうため、混乱防止のために出て行きます。

さらに、今まで住んでいた巣は新しい女王蜂に譲ります。

そのため、孵化した新しい女王バチと古い女王蜂は共存せず、大きなトラブルもなく新しい家族を増やしていきます。

働き蜂はメスだけ

働き蜂は、実はメスだけです。

女王蜂の世話や巣の構築、餌集めなどせっせと働きますが、オスは特に何もしません。

雄蜂は春や夏は散歩をし、働き蜂からご飯をもらいます。

3月8日

一方のメスは、寒い冬でも女王蜂が寒くないように寄り添い、羽をこすって熱を起こし、巣の中は快適な温度に保たれています。

冬は食べる物が少なく、貯蔵しておいたはちみつが貴重な食料となります。

そのため食い扶持を減らすために、冬の寒い中、力の弱いオスたちは巣から追い出され餓死してしまいます。

働かざるもの食うべからずですね。

雄蜂は何をしている?

オスは何のために存在するかというと、もちろん子孫を残すために存在します。

繁殖期の春に結婚旅行へ、空にたくさんのオスを引き連れて飛び立ちます。

しかし、女王蜂のお眼鏡に叶うものは一匹だけとなっています。

数百匹いるオスが一斉に求婚し、その中で一番強かったオスが女王蜂と交尾することができます。

そうして、強い遺伝子を次世代に継いでいきます。

3月8日

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なぜ、一匹だけかというと、オスは女王蜂と交尾した瞬間に生殖器が取れてしまい、女王蜂と他のオスが交尾できないようになってしまうからです。

しかも生殖器が取れたショックで、そのままオスは死んでしまいます。

結婚旅行が終わった女王蜂が巣に戻ると、求婚に失敗したオスたちも戻って来ます。

しかし、働き蜂は、そのオスたちにもう価値がないと判断し、一斉に追い出しにかかります。

働き蜂からすれば、女王蜂の婿候補を養ってきたにも関わらず無駄に終わり、これ以上貴重な食料も分け与えられないため、とても合理的な行動であると言えます。

結婚できたらショック死、結婚できなかったら餓死とは、オスは悲しい定めなのですね。

ミツバチの毒針は最終手段

ミツバチは毒針を持っていますが、これは滅多に使いません。さらに、刺してくるのはメスのみとなっています。

ミツバチは、巣を襲撃しに来たスズメバチでさえ、集団で飛び掛かり圧死させます。

3月8日

とても非効率な戦い方をしていますが、理由はミツバチの針にはギザギザの返しがついてるため、一度刺したら抜けない構造になっているためです。

刺して抜こうとすると臓器ごと千切れてしまうため、外敵の応戦にしても、毒針は最終手段となっています。

ちなみに、女王蜂には針に返しがついてないため、何度でも刺すことができます。(さらに、スズメバチの毒針にも返しはありません)

ミツバチ一匹で取れるハチミツはどれくらい?

ミツバチが一生をかけて取るハチミツは、一匹で10グラムほどとされています。

3月8日

しかし、そこから水分を飛ばして加工するため、最終的には5グラムほどしか残りません。

冬は花が咲いていないため、蜜を集められる季節も限定されている上に、ミツバチ自体の寿命を考えると、ハチミツはとても貴重なものだと考えられます。

ハチミツの効能

ハチミツは、単純に蜂が蜜を集めているわけではなく、ミツバチが花の蜜を体内で酵素分解した蜜のことを言います。

3月8日

ミツバチの食料だったり、子どもを育てる栄養源でもあるので、栄養価のとても高い食品です。

オリゴ糖やグルコン酸などの整腸効果に作用する成分が含まれ、便秘解消や美肌効果があり、エネルギーの変換が早く、脂肪になりにくいです。疲労効果にも適しています。

あた、コラーゲンも豊富で、アンチエイジングの効果も期待されています。

しかし、ハチミツにボツリヌス菌が含まれている場合もあるため、乳幼児には与えてはいけません。

ニホンミツバチは絶滅危惧種?

アメリカからセイヨウミツバチが導入されたため、ニホンミツバチは急激に数を減らしました。

3月8日

さらに、スズメバチなどの繁殖力の強い外来種も増加し、今日では絶滅危惧種となっています。

日本在来種のニホンミツバチは、日本の環境変化に適しているため、低温でも活動できる特性があります。

そのため、冬に開花する梅やスモモなどの受粉には適しています。

3月8日

蜂はスズメバチの印象が強く、あまりいいイメージが無い昆虫の一つです。

その弊害を受けてしまったミツバチの立場を再び回復するために、今日が作られたのですね。

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